三重県は四日市采女町にあるライブスペース「ガリバー」さん。
三重県の桑名・四日市・鈴鹿・亀山・久居・松坂エリアをカバーする総合情報誌「月刊くじら」2002年4月号で、このお店が紹介されていたのを目ざとく見つけたのがThe SELTAEBの敏腕マネージャー・ヨーコでした。なんでもガリバーさんは昨年11月にリニューアルオープンし、マスターの音響空間へのこだわりは筋金入りで、夜のライブスペースとして今注目を浴びている云々…
おぉっ、近くにこんな店があったんだなぁ…イイ感じじゃないですか。ん？掲載されている店内の写真をよく見ると、壁にさり気なく飾ってあるのはあの「ヘフナー・ベース」！
こ、これは何か臭うぞ？そこはかとなくビートル臭が…？！そんなお店を発見してしまったらこれは一度行くしかないでしょう。
それで4/13にレノすけとヨーコは偵察隊として現地に出張し、そしてセルタお決まりの名刺攻撃により颯爽と自己紹介。
予想していた通りマスターはかなりのビートル・マニア。そしてもちろんリアルタイム世代です。奥様もご主人を全面的にバックアップされており、初めてお邪魔したのですが大歓迎されてしまいました。レノすけ＆ヨーコは一度でこのお店の虜になってしまい、時間のたつのも忘れついつい長居してしまったのでした。本当に居心地のいいお店でした。
「また近いうちにメンバー連れてお邪魔しますから」と帰り際に一言。スゴイところを見つけてしまった…さっそくメンバーに知らせねば…
＜エピソード２＞
同日の午後、レノすけからの知らせを受けたメンバーは、じゃあすぐ行ってみよう、と即決。さすがセルタ兄さん達はフットワークが軽いです。
また具合のいいことに当日はちょうどバンドの練習日。楽器類は全て揃っておりました。
練習後の食事を済ませ、さぁ行こかとお店に到着したのが24：00。深夜です。当日はお店でライブが行われており、丁度終わったところのようで、店内はいい感じの雰囲気が出来上がっておりました。
飲み物を注文し、さて…と思っているところにマスターの口から「もし出来るんだったら今から少しだけでも演って貰えないかな？」と願ってもないお言葉が！
そうです！もちろん演るつもりで来たのですが、さすがにあまりにも図々しすぎるので恐縮ながらも「じゃぁ少しだけ…」と引き受けさせて頂いたのです。
セッティングを行い演奏が始まるまでは店内の視線はセルターブに集中。
果たしてこいつらどんなもんなんだろか？のような感じでしたが、一曲目、たけスンの12弦リッケンの「Ticket To Ride」のイントロが始まったら店内は一気にセルターブの世界に突入！してしまい、そのあとは怒涛の如く演奏しまくり、気がついたら12曲、約40分のステージを行わせて頂いたのでした。
マスターをはじめ、奥様、お客様よりも絶賛をいただき、「今度はいつやってくれるの？」とのバンドマンとしては大変光栄なお言葉を頂戴するに至ったのです。
とにかくお店の音響は素晴らしく、本当にクリア且つ正直な音が聴こえます。本当にこれほどのお店が三重県にある、ということは感動ものです。今後はボクらも「ガリバー」さんでちょこちょこ演奏させていただく事になりそうです。
ガリバーさんはかなり鈴鹿寄りに位置する場所ですので、三重県中勢方面の方からもアクセスはし易いと思います（逆に名古屋方面からは少し遠ざかりますが）。
お店自体はランチもあり、とても気軽に入りやすい雰囲気になっていますので、お近くまでお越しの際は是非お立ち寄り下さい。絶対に後悔はしません。メンバー一同、お勧めいたします。
