第1回 メンバーに直撃インタビュー!!



記念すべき第1回は『音楽のルーツはなんですか?そして、ビートルズを聴くきっかけになったのは?』です。
メンバーの声をそのまま紹介していますので個性が現れていると思います。それでは楽しんでいって下さい!




リンゴ・サマーさん


音楽のルーツ、それはズバリ Bill Haley & the comets の 「ロック・アラウンド・ザ・クロック」です。ふつう音楽のルーツというとジャズとか日本のポップスとか、あるいは「ベンチャーズ」「ローリングストーンズ」といったように音楽のジャンル、ないしグループ名が出てくるのが一般的ですが、自分の場合はその一曲が音楽の出発点なのです。
自分が物心ついた時期というのは人それぞれかと思いますが、不思議なことに自分はその時期をはっきり覚えていて、そのころ、よく父親に車に乗せてもらった時に必ず「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がカーステレオから流れていたのを覚えています。ロックンロールの原点ともいえるこの曲ですが、ジョンが「アイ・アム・ザ・ウォルラス」を作曲したときに自ら評価した言葉(”百年たっても色褪せない何かがこの曲にはある”)がそのまま、この曲には当てはまるという気がします。
ビートルズとの出会いの方はというと自分としてはオールディーズが好きだったので、はっきりいって「ビートルズなんか」ひとつもやる気はなかったのですが、まっちゃんトニーに半ば強引に聴かされた、というのが本当のところです。たしか 22 〜 23 歳ぐらいの頃に「赤盤/青盤」を借りて聴いてみたところ、She loves you に一発でやられてしまいました。まっちゃんトニーがあまりにも強く薦めるのでなんとなく予想していたのですが、それ以降、案の定首までドップリの状態が続いています。



ポール・まっちゃんトニーさん


質問「あなたの音楽ルーツは?」の答えですが、んーなんだろ。
中二ぐらいの時に聴いた「レベッカ」かな。曲は「フレンズ」曲より先にヴォーカルのNOKKOにひとめぼれしてしまい ました。まあレベッカを聴いて「音楽をやりたい」と直接思ったわけではないのですが、一つの「きっかけ」にはなり ましたね。
その後出会ったのが「バービーボーイズ」かな。ギタリストのいまさがかけている丸メガネはジョンの影響なんだね。 それでぼくは「バンドを組むぞ!」と固く誓い、ヤマハのエレキギターを5万5千円で買いました。高一の時です。
「レッド・ウォリアーズ」「ブルーハーツ」など他にもいろいろ聴きました。フォーク界からは「長渕剛」「チャゲ&飛鳥」 「吉田拓郎」などなど。
特にチャゲアスの絶妙なハモリにハマリ、それからというものメインヴォーカルよりもむしろ「ハーモニー」の方にしか 耳が行かなくなってしまって、もう暗闇の中、手探りでその「音」を拾い集めるようにただひたすら「ハモリ」だけをむさ ぼり聴いてましたね。 その結果、現在あの美しい(?)ハーモリーを皆様にお聞かせすることができるのれす。
「ビートルズを聴くようになったきっかけ」はハッキリ言ってないです。物心ついた時からTVやラジオ、街角なんかで勝手に流れてくるのを自然に聴いて頭の中に植え付けられました。
そうやってぼくの脳の奥底に居座ったビートルナンバーの数々が長い年月を経て勝手にその眠りから覚めただけのことです。全て自然現象です。しかしそこからが大変、長い眠りから覚めたポールは永遠の伴侶「ジョン」を探すべく、それからあてのない旅に出るのでした。
つづく(ってつづくんかい!)



ジョージ・武スンさん


質問ですが、たしか音楽の“ルーツ”でしたね。
わたくし武スンの場合はレノ助君とシンクロする部分も結構あると思いますが、それはズバリ、13歳頃に¥8000ぐらいで購入したフォークギターで始めた「フォークソング」でした。
もちろんイタイケな少年の夢みる将来像は「シンガーソングライター」。 そして同時期に見たあるテレビドラマでかかっていた「LET IT BE」、これにはシビレたねぇ。
ある病弱な少年(たしか白血病だったと思う)が、母親に 「ボクが死んだら、葬式のとき Let It Be をかけてね・・・」 ・・・っといった 感動的なドラマ内容だったけど、わたくし武スンはそんな話より「LET IT BE」に 惹かれてしまいビートルズのレコードを買いはじめた訳です。たしか、その2〜3ヵ月後に ジョン・レノン(レノ助ではない)が凶弾に倒れました。 ・・・・っとまぁー音楽の“ルーツ”とビートルズとのきっかけに関しては こんなもんです。



ジョン・レノ助さん


【音楽のルーツ】
正直なところここまで歳を重ねてしまうと記憶に自信が無くなってきているのですが、そうですねぇ、う〜んなんだろう?
小学生の頃…初めて音楽というものに自分で関わりたいと思ったきっかけは確か「宇宙戦艦ヤマトのテーマ」でした。そう。まず最初は『ヤマト』です。時代を感じますねぇ。
あのファンファーレの様なイントロから始まるあの歌です。お楽しみ会で同級生の男の子がオルガンであのイントロを弾いているのを目の当たりにし、衝撃を受けたのを覚えています。
それでその日帰宅するなり母に「ボクピアノ習いたい」と宣言しそのまま音楽の英才教育を受け今に至る…筈はなく、父の鶴の一声「うちは音楽的才能のある血筋じゃない」という情け容赦ない発言によりボクのキーボーディストとしての道は閉ざされたのでした。

次に、『YMO』。ボコーダーによる「TOKIO」で始まる「テクノポリス」に目ン玉飛び出るほど衝撃を受けました。 初めて自分で買ったLPがYMOの「ソリッド・ステイト・サヴァイバー」というアルバムでした。音楽もさることながら、 そのスタイル、児童にもわかる先進性、全てがカッコ良かったなぁ、YMO。最後はひょうきん族にでたりしてよくわからなくなっちゃったけどなぁ。いまだにたまに引っ張り出してきて聴いてます。
このYMOは次の項目に絡んでくるので一応挙げときました。

【ビートルズを聴くようになったきっかけ】
そこでまたYMOなのですが、そのYMOがアメリカに進出した時のキャッチコピーが「日本から来たビートルズ」だったということが印象に残っています。確かライブで「ALL YOU NEED IS LOVE」を歌ってました(さっき挙げたLPにも「DAY TRIPPER」のカヴァーが入っています)。ビートルズってなんだろう?とその時は思いましたね。当時のボクには、ビートルズって変な髪型のよくわからない外人(アメリカ人)のグループでしかなかったのです。特にリンゴの顔がなんかわかりませんが嫌いでした。
それからしばらくして、武スンからビートルとはなんたるかの手ほどきをうけるのです。「THE BEATLES BALLADS BEST 20」というLPをテープにとって貰い、ひたすら聴きましたね。コレがボクのビートルルーツとなっています。
ただ、いかんせんそのLPの選曲がタイトル通り「バラード集」であるため、当時のボクの中でのビートルズのイメージは「ソフト&メロゥ」でしか無く、ロックバンドとして認識するのはもっとずっと後になってからです。ただ他の音楽とは 違うな、とは感じていました。何がって、ステレオミックスの定位が変でしたから。ドラムが左からしか聞こえなかった り、ベースは右だけだったり。なにかそういう変なところに惹かれましたね。これ以上は長くなりそうなので今回はこのへんで。






再びヨーコです。
メンバーのみなさんインタビューに答えて頂いてどうもありがとうございました。
わたくしとしては毎月1〜2回はインタビューしていこうと思っておりますので、これからもご協力お願いしますね!
みなさんに聞くだけ聞いてわたくしが答えないっていうのも悪いので、わたくしも音楽のルーツとビートルズを聴くようになったきっかけを少し紹介します。
まず音楽のルーツは3歳の時にはじめたピアノです(ほとんど記憶がありません)。字も読めない書けないわたくしを指導してくださった先生には感謝しています。現在レッスンに通ってはいませんが、先生とは仲良くしていただいています。
小学校高学年から中学校にかけては色々なアイドルがいて歌番組を結構見ていましたが、ファンになっても長続きせず「何かが違う」と思うようになり、中学3年の頃には日本の音楽を聴いても心にとどまるものが少なくなってきました。
高校では吹奏楽部に入りクラリネットを吹いていました。そしてこの頃には全くと言っていいほど日本の音楽に興味が無くなってしまい、中学の時から聴いていたクラシックCDとラジオから流れてくる洋楽を聴くようになり…って感じです。現在は音楽ジャンルは関係なく自分自身の心に響いてきた音楽を聴いてるという感じです。でも今の日本の音楽シーンはチョット…。
そしてビートルズを聴くようになったきっかけですが、”ビートルズ”という名前は中学の時には既に知ってはいましたが、「Yesterday」や「Hey Jude」といったとってもメジャーな曲しか知りませんでした。就職して同じ会社だったレノ助と付き合うようになってから聴くようになりました。なぜかというと車の中のBGMは95%”ビートルズ”だったからです。それを何年も続けていくと耳が覚えてしまって…。しかーしわたくしの場合、曲は知っていても曲名がわからない!これはチョット問題なのでこれから少しずつ一致させていきたいと思います


ここまで一生懸命読んでいただいた貴方、長かったでしょう。これに懲りずにまた訪れてくださいね!
もしあなた自身がメンバーに聞いてみたいことがあったらメールで送って下さい。



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